パニック映画の金字塔として世界中で語り継がれる伝説の映画「新幹線大爆破」がNetflix映画として2025年に配信されます。
主演は草彅剛さん。爆弾を抱えた新幹線の内外で起こる様々な危機をめぐる人間等の攻防を描きます。
1975年に上映された原作の映画「新幹線大爆破」を知らない人も多いはず。
どんな作品だったのか、映画が製作された背景、ヒットしたのか…。
今回配信される映画と併せて詳しく調べました。
Netflix映画「新幹線大爆破」
・原作の作品のストーリ・出演者、作品の背景
・Netflix作品のストーリー、ロケ地、配信日
Netflix 映画「新幹線大爆破」とは?
監督: 樋口真嗣 x 主演: 草彅剛 x 製作: Netflix で描く「新幹線大爆破」新作リブート作品
日本が世界に誇るインフラとして世界一安全で正確な運行を賞賛される”新幹線”を狙った爆破予告が届く…。
極限状態の中で繰り広げられる、人命を守るために奔走する人間たちの攻防を描くパニック・サスペンス映画。
「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」などスペクタクルな映像と人間ドラマを融合させてきた日本が誇る特撮監督、樋口真嗣監督が新幹線を舞台に最新のVFXと特撮を融合させ、新たな”新幹線大爆破”を作り出します。
配信日は?
2025年配信ということは決定していますが、その他まだ詳しい日程は発表されていません。
ロケ地は?
#エキストラ募集
— てるる🍀エキストラ担当 (@teruteru_ex) May 3, 2024
\\#草彅剛 主演×#樋口真嗣 監督//
Netflix映画 新作リブート作品
原作🎞️東映映画「#新幹線大爆破」
日程🚄5月8日(水)
時間🚄12時~18時頃
場所🚄#青森県 #八戸市
対象🚄18歳~70歳位の男女
詳細&ご応募は以下からお願いします👇🏼https://t.co/hTNeef7xtr#拡散希望 pic.twitter.com/npzdXk45Bv
青森県八戸市内でロケをしているとの情報があります。
SNSの情報、青森の地元誌「陸奥新報」に載っていたエキストラ募集の告知によると、ロケは2024年の5月8日に行われたようです。
新幹線の乗客役を募っていたようです。
(その他のロケについてはわかり次第更新します)
1975年に制作された映画「新幹線大爆破」とは?
新幹線大爆発、観たんやけど、すごく良かった(  ̄0 ̄)ノ pic.twitter.com/xCGeFyp0lD
— daku (@Inside_24) May 12, 2020
高倉健、千葉真一、宇津井健など、豪華俳優が出演したパニック映画の金字塔!
乗客1,500人を乗せた新幹線ひかり号に仕掛けられた爆弾を巡って、大惨事を企てる犯人対国鉄・警察・政府との攻防劇です。
【 映画「新幹線大爆破」】
公開日:1975年(昭和50年)7月5日
配給:東映
上映時間:152分
ストーリー
約1,500人の乗客を乗せ、定刻通り東京駅を出発した新幹線ひかり109号。
だが、しばらくして列車が相模原に到達した時、国鉄本社公安本部に1本の電話がかかってくる。
この109号に爆弾を仕掛けた沖田ら犯人グループからだった。
説明によると時速80kmより遅く走ると自動的に爆弾が爆発するという。
さらに犯人は500万ドルという膨大な金を国鉄本社に要求し…。
監督・出演者
監督:佐藤純彌 /脚本:小野寺竜之助
出演:高倉健(犯人の沖田哲夫)、千葉真一(ひかり109号の運転士)、山本圭(犯人の古賀勝)、竜雷太(鉄道公安官)、宇津井健(倉持運転指令室長)、田中邦衛(犯人古賀の兄)、丹波哲郎(須永警察庁刑事部長)
豪華俳優陣が出演したということで話題になったそうです。
この他にもちょっとした役で有名な俳優が出演しています。
製作の背景、映画はヒットしたのか…?
「新幹線大爆破」の制作費用は5億3000万円。
当時の東映の作品の中では最大規模でお金をかけた作品で、業界からも注目されていました。この金額は、今の時代で言うと10億円ぐらい。
東映が社運を賭けて作った作品とも言えるでょう。
興行成績は振るいませんでした。劇場は閑散としていたそうです。
そんな中でも映画人や鉄道ファンなど映画を見た人から支持を得るようになり、映画専門誌であるキネマ旬報の1975年度・読者選出第1位を受賞するなど注目を集めていました。
そして、日本での興行終了後、アメリカのジャーナリストを集めて試写を行ったところ、高い評価を得ました。その後も海外の映画祭に積極的に出品をし、作品は広まっていきました。
その評判は日本より海外での評価が高く、1994年公開の映画「スピード」に影響を与えるなど、世界から愛される作品となったそうです。
映画「スピード」(監督:ヤン・デ・ボン、主演:キアヌ・リーブス)
1994年6月10日に全米で公開
アクション映画業界に大きな影響を与えた作品。
速度が時速50マイルを下回ると爆発するという爆弾を仕掛けられたバスを巡って、乗客を救うために奮闘するSWAT隊員の活躍を描く。
3億5,040万ドルの興行収入を記録し、アカデミー賞では、音響効果編集と音響賞の2部門を受賞した。
1997年6月13日には続編「スピード2」が公開された。
当時の映画を見ることはできるの?
Netflixで配信しています。
草彅剛さん演じる高倉健さんの役とは?
監督:#樋口真嗣 × 主演:#草彅剛
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) February 28, 2024
パニック映画の金字塔『#新幹線大爆破』
新作リブート作品として制作決定🎉
爆弾を抱えた新幹線の内外で起こる様々な危機をめぐる人間等の攻防を描く。新幹線を舞台に最新のVFXと特撮を融合させた、新たな”新幹線大爆破”をお楽しみに🚄
🗣主演 草彅剛… pic.twitter.com/YKdhIPL9qd
今回リブートされる作品では、草彅剛さんが高倉健さん演じる沖田哲夫を演じます。
< 爆破犯人役の”沖田哲夫”とは… >
- 年齢40歳
- 部品工場を経営していたが倒産した
- 妻子に逃げられた
このような背景があり、仲間たちと犯行に及びました。
作品の中では犯人のストーリーもしっかりと描かれているそうです。
また、高倉健さんは犯人役を快諾し、「ストーリーの面白さがある、大変面白い脚本で久しぶりにのっている」と話していたそうです。
Netflix作品ではこの背景とは少し違ったものになるかもしれません。
どういった役柄なのか、草彅さんがどう演じるのかが楽しみですね。
まとめ
1975年公開の映画「新幹線大爆破」は日本のパニック映画の最高傑作と言われていますが、日本では興行成績は振るわず、一方で海外で評価された作品でした。
国鉄での撮影許可が出ないなど、厳しい条件の中で撮影が行われたこの作品を、樋口真嗣監督が最新の技術でどのように表現するのか注目して見たいです。