2025年4月にスタートしたNHKのドラマ「しあわせは食べて寝て待て」。桜井ユキさん演じる主人公のさとこが、持病を抱えながらも、薬膳料理と団地暮らしを通して心身を癒していく様子を描いたドラマです。
このドラマのテーマのひとつになっている薬膳料理。さとこは一冊の薬膳の本を参考にしていますが、その本は実際に販売しているものなのか、タイトルは何か…。一度読んでみたくなった人も多いはずです。詳しく調査しました。
この記事でわかること
「しあわせは食べて寝て待て」登場する薬膳の本
・実際に販売しているのか
・本のタイトル

「しあわせは食べて寝て待て」薬膳の本について
#しあわせは食べて寝て待て ②
— みんたん (@mingtangisready) April 9, 2025
金欠に苦しみつつ自分で薬膳を学びだすさとこ。
おかげで明るくなり会社での居心地up。効果凄っ😲
司が薬膳を教えたがらなかったのは、以前勧めた人が医療も忌避して自然派になりかかったからってのが笑う。
鈴さん(加賀まりこ)は料理でなく言葉で癒す。
優しい作品👏 pic.twitter.com/IU9eTI3uu7
本のタイトルは?
「薬膳・食材ノート」です。
タイトルは本は実際に販売している?
販売していないようです
このドラマのために作られた本です。本の中のページまでリアルに作られているので、実際に販売しているものだろうと思った人は少なくはないはず…。
NHKは公共放送なので、特定の商品を宣伝するようなことはほとんどないようです。
薬膳の監修は誰?
✨あんず✨
— 鈴木養平「わがまま養生訓」発売中! (@yohehehe) April 3, 2025
性味 : 温 / 甘酸
帰経 : 肺 大腸
効能 : 潤肺 止咳 生津 止渇
乾燥からくる咳に良いですね。
甘酸で潤いを作ってくれます♪
干すとβカロテンが、3倍に増えるので、
ビタミンAをしっかり摂れて潤います!#しあわせは食べて寝て待て pic.twitter.com/4Xl4CEnMrB
鈴木養平さんです
番組の最後に流れるクレジットにも名前が出てきます。
鈴木養平さんは…
・薬剤師
・薬日本堂漢方スクールの講師
・雑誌や本の監修、『からだ巡茶』などの商品の開発協力
・日本漢方養生学協会理事長
“漢方養生生活をより身近に”というテーマを掲げ、セミナーや講演などしながら漢方を広く広めることを中心に活動しているようです。
ドラマの中で紹介していた薬膳のレシピについて効能などを解説しています!
ドラマに出てくる本と似た薬膳の本はある?
#しあわせは食べて寝て待て
— Saitoh Masaya (@MS3110) April 12, 2025
薬膳で厄介な病と付き合おうとするお話。
観ている方も癒やされる。
「病気のある方にはお教えしない」という先制パンチは見事。
会社で飲むジャスミン茶を会社の経費で落とすってのは、いいエピソード。 pic.twitter.com/YL0lbUo9Jp
ドラマに登場する本が販売していないので、どんな本を始めに手に取ってみたらいいのか迷ってしまいますよね。ドラマに近いオススメの本を選んでみました。
オススメの本 ①|「薬膳・漢方の食材帳」
「薬膳・漢方の食材帳」
著者:薬日本堂
出版社:実業之日本社
< この本をオススメする理由 >
- 薬膳を監修した鈴木養平さんが所属している薬日本堂漢方から出版された本
- ドラマに出てくる本の内容と似ている
- 薬膳を知らない人にもわかりやい内容
「季節にあった食材を選ぶ」などを始め、「体と向き合い自然に従う」やレシピ「季節の薬膳茶」「体質タイプ別 薬膳ごはん&粥」など、ドラマで出てきたような内容に近いものがこの本で紹介されています。薬膳の勉強をスタートしようとしている人にはわかりやすい内容で解説してあります。
・薬膳の基本的な考え方、各食材の効果が綺麗な写真入りでわかりやすく解説されています。
・日々に役立つ知識が書いてあり、普段読むのも楽しいです。健康マニアにもオススメです。
・ヒマさえあれば何度も読んでいます。
オススメの本 ②|「わがまま養生訓」
「わがまま養生訓」
著者:鈴木養平
出版社:フォレスト出版
< この本をオススメする理由 >
- 薬膳を監修した鈴木養平さんが出版した本
- 薬膳を知らない人にもわかりやい内容
“どうすれば幸せに元気で長生きできるのか…。”
300年以上経った今でも読み継がれる『養生訓』から50の知恵を取り上げ、漢方の視点から解説。
「飲食は命を支えるみなもと」「季節の養生」「生活習慣が人生をつくる!」などのテーマが書かれています。
この本はドラマで登場する本のような薬膳を中心に書いた本ではありませんが、薬膳の考えと繋がるような一冊ではないでしょうか?
まとめ
「しあわせは食べて寝て待て」に登場する薬膳の本
・実際には販売していなく、ドラマのために作られた本だった
・薬膳の監修は鈴木養平さん
・ドラマに出てくる本と似ている内容の薬膳の本は「薬膳・漢方の食材帳」、「わがまま養生訓」など
ドラマでは薬膳を生活に取り入れようとしている主人公が描かれているので、見ている視聴者も一緒になって勉強できるような内容で、ドラマと同じ料理を作りたい、薬膳を勉強してみたいなどと思った人も多いはずです。ドラマのように楽しみながら気軽に取り入れられたらいいですよね。