哲学者であり作家の永井玲衣さん。出版した「水中の哲学者たち」はロングセラーで、羽生結弦さんとの対談も話題となっています。
現在34歳(2025年6月時点)の永井玲衣さんはどんな人なのか、大学などの学歴、作家以外の活動を詳しく調査しました。
哲学者・永井玲衣さん
・プロフィール
・大学などの学歴
・今の活動は?
永井 玲衣|プロフィール
第17回「わたくし、つまりNobody賞」をたまわり、3月27日に「暴力に抗して」と題した受賞記念講演を行いました。自分がなぜこんなことをしているのか、何を試みたいと思っているのか、苦労しながら言葉にしました。下記から読めるので、よかったら。共に生きよう。https://t.co/rEGPLlRwqf pic.twitter.com/h4N80Pwg8h
— 永井玲衣『さみしくてごめん』(大和書房) (@nagainagainagai) July 8, 2024
永井 玲衣(ながい れいな)| 作家・哲学者
・年齢:34歳(2025年6月現在)
・生年月日:1991年7月30日
・出身地:東京都
・好きなこと:詩、植物園、念入りな散歩
独立メディア「Choose Life Project」や、坂本龍一・Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動しています。
永井玲衣|学歴は?
おそらく上智大学卒業
卒業した大学については公表していません。上智大学院に進学したことから上智大学卒業ではないかと思います。大学は哲学科に所属していたということはインタビューで話しています。
〈 哲学科に進学したきっかけは? 〉
フランスの哲学者サルトルの本を読んだのがきっかけだそう。この世界の意味づけはわたし自身がしていいのだという考えに衝撃を受け、哲学科へ進みます。
上智大学院に進学
・2017年~2023年 上智大学大学院 文学研究科哲学専攻 博士後期課程
博士後期課程まで進むのはとてもすごいことです。格段に高いレベルの知識・研究能力が求められます。単に勉強するだけでなく、自分自身で新しい知識を生み出すことも期待されます。
大学院に在学中に大学の講師をしている
・2020年4月~2021年3月 聖心女子学院 非常勤講師
・2022年4月~2024年3月 桜美林大学 非常勤講師
永井玲衣|作家以外ではどんなことをしているの?
25年合格体験記より🌸
— 東進 (@Toshincom) March 19, 2025
【永井 玲衣先生の授業で現代文の成績が伸びた!✨】
✎中学生から現代文に対して苦手意識を持っていましたが、授業を通して正しい文の読み方がわかり現代文を楽しいと思えるように!
✎先生の講座にお世話になり、共通テストで90.5%取ることが出来た!https://t.co/qwwjgx8wCP pic.twitter.com/huwlhyGuYu
作家と立教大学では講師。その他はどのような活動をしているのかまとめてみました。
2019年~予備校、東進ハイスクールの講師
担当は、現代文・小論文。生徒からも、評判が良いようです。『自分の視野を広げて考え方のレパートリーを増やすことができる』という評価のコメントがありました。
授業では、近寄りがたい「論理」をわかりやすく楽しいワークで体験、難解な文章を正しい「論理」で正確に読み解く力を養成しています。汎用性の高い問題解決力を提供しているようです。
永井玲衣の講義を受けて現代文の解法のコツを掴むことができたという声が多くあるので、評判は優れていると言えるでしょう。
引用:学び通信

東進ハイスクールは、「今でしょ」の林修先生が講師をしていることで有名だよね!
「哲学対話」という活動
いつも話し足りないね pic.twitter.com/YfW8lQGn8T
— 永井玲衣『さみしくてごめん』(大和書房) (@nagainagainagai) February 6, 2023
「哲学対話」とは、さまざまな人と集まって、哲学的な問いを深めていくための場を開くこと。
人が日常の中で「モヤモヤするな」「どうしてこうなんだろうな」と考えてしまうものを改めて問いのかたちにするということです。
永井玲衣さんは現在、学校・企業・寺社・美術館・自治体などで哲学対話を開く活動をしています。この活動を始めて10年以上になるそうです。
哲学対話の活動のきっかけは…
大学4年生の時に初めて学外で行われた哲学対話に参加。そこで思ったようにうまく話すことができなく、苦しい思いをしたそうです。同時にそれが大事なことにも感じ、ちゃんと話せたり聞けたりする場が必要だと思い、哲学対話を始めるきっかけになりました。
羽生結弦さんが読んだ「水中の哲学者たち」とは?
海の中での潜水のごとくひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話の実践を通して、哲学のおもしろさ、不思議さ、世界のわからなさを伝える哲学エッセイ
出版社:晶文社
発売日:2021年9月28日
Amazonのレビューは308個あり、★は4.5。評価がよく、ロングセラーとなっています。
読者のコメントは…
「哲学者の方の本とは思えない程、優しく読み安く楽しかったです。」
「序文から引き込まれて、宝物にしたくなる言葉に次々出会う。急ぐのをやめて立ち止まりたくなったとき、深呼吸して自分に問い直したくなったとき、何度でもお守りのように開きたい。」
・「さみしくてごめん」(大和書房)発売日:2025年6月16日
・「世界の適切な保存」(講談社)発売日:2024年7月25日
まとめ
哲学者・永井玲衣さん
・大学院まで進み哲学の勉強をしていた
・大学院在学中に他の大学で講師もしていた
・林修先生で有名な東進ハイスクールの講師をしていて、生徒からの評判もよい